「ビス穴付」ダイヤとは

ヒダカでは、石材店様よりお電話で4インチ・5インチサイズのダイヤのご注文をいただいた際は、

「ビス穴付(ビスアナツキ)」 「ビス穴なし」 どちらがよろしいでしょうか?

と確認をさせていただいております。

 

石材店のお客様は圧倒的に 「ビス穴付」 をご注文される方が多いからです。

 

ところが最近は

「『ビスアナ』って何ですか?何につかうんですか?」

と逆にご質問をいただく機会も多くなってきました。

 

ビス穴とは?

ビス穴というのは、ダイヤの中心穴の周りにあいている穴のことです。

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ビス穴付ダイヤのことを、他の店舗様やメーカー様では、「PCD付」と呼ぶこともあるようです。

「PCD○○×3」や「P.C.D○○×3」とだけ記載があることもあります。

PCD(P.C.D)とは、「Pitch Circle Diameter(ピッチ・サークル・ディアメータ)」の略で、

具体的には下の写真の、矢印の部分の距離になります。(「×3」は、3穴ということです。)

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当店のKSセグメントプロ、4インチ・5インチのビス穴付は、「中心穴が20」で、「PCD35×3」となります。

 

ビス穴が付いていると、どうなるのか?

ビス穴付ダイヤは、通常のダイヤと取付方が違います。

言葉で説明するのが大変難しいので、まずは次の2枚の写真を見てください。

どこが違うかおわかりになりますでしょうか?

通常のビス穴なしタイプのダイヤを取付けたディスクグラインダー

通常のビス穴なしタイプのダイヤを取付けたディスクグラインダー

「ビス穴付」ダイヤを取付けたディスクグラインダー

「ビス穴付」ダイヤを取付けたディスクグラインダー

ビス穴つきをとりつけた方は、「ホイルナット」という部品が、ダイヤの上にありません。

ホイルナット説明

 

 

 

 

オモテ側(機械と反対側)がフラットになります。

「ホイルナット」があたらないので、コーナーカット、キワ切り、直角部分の切断、水平切断などをするときに大変便利です。

 

 

ホイルナットがあたらないとなぜ便利なのか?

ホイルナットがないと、どんな時に便利なんですか?というご質問もいただきます。

こちらも言葉で説明するのが難しいので、イラストでご説明します。

【例えば、コーナーカットの時】

コーナーカット便利

 

【例えば、面の凸部切除したい時】

凸部切除便利

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※イラストはイメージです。

 

 

オフセットタイプ(ハットタイプ)とどう違うのか。

オフセットタイプ(ハットタイプ)のダイヤモンドカッターも、ビス穴付ダイヤをとりつけた状態と同じような状態でご使用いただくことができます。

オフセットタイプ(ハットタイプ) /中心がへこんでいます

オフセットタイプ(ハットタイプ) /中心がへこんでいます

オフセットタイプの場合は、取付部がへこんでいるため、

ロックナットがへこんでいる部分に埋まりフラットになります。

「ビス穴付ダイヤ」を使用するか、「オフセットタイプ(ハットタイプ)」を使用するのかは、

お客様の好みによります。

「オフセットタイプ(ハットタイプ)」は基盤が特徴のある形状なので、

より強度を必要とする場合は「ビス穴付」をおすすめいたします。

石材店のお客様は、圧倒的に「ビス穴付き」をご使用の方が多いです。

 

取付は、通常のダイヤのように中心のロックナットを締めるだけの「オフセットタイプ(ハットタイプ)」の方が、

3箇所をビス止めする「ビス穴付き」よりも楽だと感じられる方が多いと思います。

 

また、価格ですが当店では、「オフセットタイプ(ハットタイプ)」の方が、多少お高くなっています。

 

お客様の、現場の状況、切断対象、ご予算などによって、

より適した商品をお選びいただければと思います。

 

次回は、「ビス穴付ダイヤ」のディスクグラインダーへの取付方ををご説明いたします。

 

<お試し品のページはこちら ↓ >

【初回限定お試し特価品】みかげ石切断用 4インチ KS-105Sプロ(ビス穴付)

【初回限定お試し特価品】みかげ石切断用 5インチ KS-125Sプロ(ビス穴付)

(オフセットタイプにはお試し品のご用意がございません。)

 

<商品ページはこちら ↓ >

みかげ石切断用 4インチ KS-105Sプロ(ビス穴付)

みかげ石切断用 5インチ KS-125Sプロ(ビス穴付)

 

みかげ石切断用 4インチ KS-105Sプロ (オフセットタイプ<ハットタイプ>)

・内径15mm

・内径20mm

 

みかげ石切断用 5インチ KS-125Sプロ (オフセットタイプ<ハットタイプ>)

・内径20mm

・内径22mm

石材店様へ取材にお伺いしました

先日、ダイヤモンドカッターのお試し品をお送りした石材店様より、取材OKのご連絡をいただいたため、店舗スタッフが、カメラを持って取材にお伺してきました。

実は、石材店様への取材は今回が初めて。

タイル施工の現場には何度かお邪魔した事がありましたが、みかげ石用のダイヤは2番目の売れ筋商品にも関わらず、現場取材の機会になかなか恵まれずにいたのです。

 

取材に協力してくださったのは、株式会社メモリアルアートの大野屋の工事部の伊藤様。こちらの会社は、設立昭和14年の老舗で、関東と関西を中心に墓石工事を手がけていらっしゃいます。

 

当日、ご指定を受けた工事部に向かうと、まずはたくさんのお墓が並んでいる様子が目に飛び込んで来ました。

メモリアルアートの大野屋 工事部

メモリアルアートの大野屋 工事部

据付前の墓石が並んでいました

据付前の墓石が並んでいました

 

こちらはこれから墓地に据付されるお墓だそうです。

昔ながらの縦に細長いタイプのものだけではなく、外国のような横長のお墓も多く目につきました。中にはピンク色の石のお墓もありびっくり!

今はお墓も、自由に色や形が選べるんですね・・。

 

まずは、伊藤様に、どんな時にダイヤをつかっていらっしゃるのか質問してみました。

「そうですね、主に墓誌台を切っています。あとは現場で部材があわなかった時です。古い墓地で張石を張る場合などは、昔の外柵などはよじれていたりするのでそこにあわせるためにカットしたりします。」

日常的にダイヤを使って作業をしているというよりは、現場などでどうしてもカットが必要な時に使うことがあるというお話でした。

 

その後、実際にヒダカの「KSセグメントプロ(4インチ)」を使用して、みかげ石の切断をする様子を見せてくださいました。

切断風景/写真ではディスクグラインダーのカバーをとって作業されていますが、弊社では安全上カバーをとりつけての作業を推奨しております。

切断風景/写真ではディスクグラインダーのカバーをとって作業されていますが、弊社では安全上カバーをとりつけての作業を推奨しております。

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厚さ10cmほどのみかげ石の、表とウラ側面に数センチの溝を入れ、その後木槌で「トントン」と叩くとあっという間に、切断が終わってしまいました。

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その後、伊藤さんにダイヤの感想をお伺いしてみました。

切れ味についてお伺いしたところ、

「切れるダイヤっていうのは、本体の重さだけで、力いれなくても自然に入っていくような感じだよね。その点(日高のKS-105Sプロは)わりといいんじゃないかな。」

というご感想をいただきした。

普段は旭ダイヤさんや、マキタさんのダイヤを使っていらっしゃるとのことでしたが、

それらのダイヤと比較しても切れ味に関して遜色ないということでした。

 

また、仕上がりについても、「けっこう、きれい。」とお褒めの言葉を頂きました。

 

石材店のお客様は、切断後仕上げ作業をされるので「切り口のきれいさ」はあまり気にされないのかなと思っていたので、仕上がりのよさを褒めていただき、驚いたと同時に大変うれしく感じました。

 

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取材前に、試しに切ってみたという墓誌台も見せていただきましたが、

「きれいに切れて、なかなかよかったよ。」とうれしそうに言っていただき、こちらもホッとしました。

 

 

今回は、初めての石材店様の取材で、大変緊張しましたが、伊藤さんにはとても優しくご対応いただきありがとうございました。

 

KS-105Sプロ・125Sプロは、価格が今使っている旭ダイヤさんより安いとのことで、今ある在庫がなくなってしまった際には、前向きに購入を検討してくださるそうです。

また、他の協力石材事店の方にもご紹介いただけるとのことで本当にありがとうございます!

 

やはり現場の作業風景を見るのが一番勉強になりますね。(店長も激しく同意とのこと!)

もし、今こちらの記事をお読みいただいているお客様でご協力いただける工事店様がいらっしゃいましたら、実際にお仕事でダイヤモンドカッターを使用している写真や、施工後の写真などをいただければ大変ありがたいです。

 

取材時にお試しいただいたみかげ石切断用ダイヤモンドカッターの「初回限定お試し品」はこちらからお買い求めいただくことができます。サイズとビス穴の有無をお選びください。

 

 

ブログをはじめました

皆様、こんにちは。

このたびはホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

2012年にオープンした「プロが選ぶ!ダイヤモンドカッター専門店ヒダカ」は、3周年を迎えました。

また当店を運営している日高産業株式会社は、創業51年目に突入いたしました。

日々お客様からのお問い合わせや注文を頂いていると、お仕事でダイヤを使っていても「よくわからないけど、なんとなく使っているよ。」という方もいらっしゃることがわかりました。逆に、現場で毎日使っているお客様から、販売しているだけでは知ることのできない貴重な意見をいただく機会も多くあります。

そんな日々の出来事のなかから、できるだけ皆様のお役にたてるような事を拾っていけたらなあと思い、ブログを開始することにいたしました。

こちらのブログでは、ダイヤモンドカッターを中心に当店取り扱いの商品について、情報を発信していこうと思っています。

またお客様からも、「現場ではこんな風だよ。」「こんな仕事に使っているよ」または、「ダイヤについていこんな事を思っているよ」という様々な事を教えていただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。