2024/05/02 13:24

【2016年5月10日投稿分 再掲】


前回、「ビス穴付(ビスあなつき)」のダイヤモンドカッターとは何か、

どんな時に使用するのかというご説明をいたしました。

ブログ記事:「ビス穴付」ダイヤとは

 

今回は、「ビス穴付」ダイヤモンドカッターの、

ディスクグラインダーへの取り付け方をご説明いたします。

(ここでのご説明はヒダカオリジナル「KSセグメントプロ」と「日立電気ディスクグラインダG13S5」を使用しています。他メーカー商品、他機種には適さない事があります。)

 

<取付に必要なもの>

 ・ディスクグラインダー

 ・ビス穴付 ダイヤモンドカッター

 ・取付用ビス3セット(ダイヤモンドカッターに付属しています。)

 ・専用フランジ(下記のどちらかひとつ) 

■16ミリねじ用

■10ミリねじ用

※専用フランジ(ボス金具)はディスクグラインダーのシャフト径によって

16ミリネジ用」「10ミリネジ用」があります。

(ご注文の際は、ビス穴付ダイヤを取付るディスクグラインダーのシャフト径をご確認ください。)

 

<取付方>

 1.ビス穴付きダイヤモンドカッター(これ以降はダイヤと呼びます)へ「専用フランジ(別売)」をはめこむ。




2.取付用ビス(4サラネジ)をオモテ側から入れる。(ビス頭の形状と合う穴に入れる。)



※ダイヤのどちら面からも取付られるように、「オモテ面(印刷面)からビスを入れる時用」「ウラ面からビスを入れる時用」の穴が、それぞれ3個づつあいています。

ビスの頭の形状とぴったりあい、ビス頭が完全にダイヤにうまる穴にビスを入れてください。

あわない穴で無理やり取り付けると、ビス頭が飛び出した状態になり、作業時に切断物にあたってしまいます。

このような状態ですとネジにダメージをあたえ、ダイヤが外れる危険があります。



イラストはイメージです。

専用フランジ以外のフランジをご使用になった際も、相性が悪く同様にビス頭が飛び出てしまうことがあります。ご注意ください。

 

3.フランジ側からビスを、「①平ワッシャー」「②スプリングワッシャー」「③ナット」の順に固定する。



「2.」「3.」をくりかえし、3箇所しっかり固定する。

これで専用フランジとダイヤがしっかりと固定されます。

 

4.専用フランジを取付けたダイヤを、グラインダーにねじこみながら取付る。



5.ディスクグラインダーのロックピンを押してシャフトを固定し、スパナで十分に締め付ける。

(スパナは付属しておりません。お手持ちのものをご使用ください。)



6.取付終了


「ビス穴付」ダイヤを取付けたディスクグラインダー



「ビス穴付」ダイヤ ディスクグラインダーへの取付方(プリントアウト用PDF)

↑ プリントアウト用(印刷用)データです。

 

 

商品ページはこちら ↓

みかげ石切断用 KSセグメントプロ

4インチ(外径105)

・ビス穴付:PCD35×3 1枚

・ビス穴なし 1枚


5インチ(外径125)

・ビス穴付:PCD35×3 1枚

・ビス穴なし 1枚

 

専用フランジ

16ミリネジ用

10ミリネジ用