2024/06/21 11:59

ダイヤモンドカッターはそれぞれに特徴があります。
たくさん種類があるので「どうやって選べばいいか分からない」という方に向け、選び方や比較方法をまとめました。





決まった素材しか切らない方

切る素材がひとつに限定されているなら、その素材用の商品をお選びいただけば、ほとんどの場合はご満足いただけるかと思います。
左側の商品カテゴリーから、切りたい素材をお選びください。

商品ページにはダイヤスペック(切断力、寿命・耐久性、仕上り)を10段階評価、
各素材の切れ味を5つ星評価で表示していますので、ダイヤモンドカッター選びのご参考にしていただければと思います。



ダイヤモンドカッターは「切れ味」「寿命」「形状」「コスト」など、工事店様により重視する事や好みも様々です。
初めは少ない枚数で使い心地をお試しいただき、最適な一枚を探していただきたいと考えております。

当店お勧めのダイヤモンドカッターにつきましては、お試し特価のサンプル品もご用意しております。

様々な素材を切る方

ブロック、コンクリート、インターロッキング、敷石など、さまざまな素材を切るという方には弊社では下記のようなご案内をしております。

◆主に御影(みかげ)石・鉄筋入りコンクリートを切る方、切断スピードを重視する方

KSセグメントプロ(Sプロ)をお勧めしています。

硬度が非常に高く、ダイヤモンドカッターでの切断がもっとも難しいと言われている「みかげ石(御影石)」を切ることがある場合、使用するダイヤモンドカッターには最高の性能・品質が求められます。

KSセグメントプロ」は当社で取り扱うダイヤモンドカッターの中では最高の切れ味のダイヤモンドカッターです。

ただし、硬質素材用のダイヤモンドカッターは、ブロックなどの柔らかい素材を切ると切れ味が良いぶん早く切れますが、ダイヤがすぐに減るためライフ(寿命)が短くなってしまいます。

コストやライフよりも「とにかくスピードを優先させたい」という場合でなければ、
KSセグメントプロ」は硬質素材にお使いいただき、ブロック、コンクリートなど柔らかい素材には価格を抑えた「KSセグメントシルバー」を併用いただく事をお勧めしています。


◆ブロック、一般コンクリートを主に切る方

KSセグメントシルバー(SS)をお勧めしています。

こちらは基盤に大きく切れ込みが入った「セグメントタイプ」と呼ばれる種類で、

切れ込みによって切り粉を効率的に逃がし、摩擦熱を冷ます効果も高く、切れ味が非常に良いダイヤモンドカッターです。

KSセグメントシルバー」は通常なら高額なレーザー溶着加工でありながらも性能以外のコストを極限まで削ることで従来品より高性能・長寿命・低価格を実現した、経済的な商品です。

コンクリートには種類があります。一般コンクリートの切断にはKSセグメントシルバーが最適ですが、鉄筋入りのコンクリートは切断できません。
鉄筋入りのコンクリート切断には「KSセグメントプロ」をご使用ください。

◆仕上がりのきれいさを重視する方

KSターボウェーブ(TW)をお勧めしています。

こちらは 「ウェーブタイプ」と呼ばれる、刃先に細かくスジ(スリット)が入ったダイヤモンドカッターで、切断素材との抵抗が少ないため切断面の「ヌケ」がよく、仕上がりがきれいなだけでなく安定した切れ味が持続します。